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ダンピング症候群で障害年金はもらえる?認定のポイントと申請の流れ

ダンピング症候群とは、胃の手術後に食べ物が急速に小腸へ流れ込むことで、

様々な体調不良を引き起こす症候群です。日常生活に支障が出るほどの症状に苦しむ方も

少なくありませんが、「障害年金はもらえるのか?」という疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

ここでは、申請の注意点について解説します。

障害年金とは

「障害年金」とは、公的な年金の1つで、病気や事故が原因で障害を負った方へ、国から年金が給付される制度です。

障害者のための特別な手当と勘違いされている人もいますが、実は老齢年金と同じ公的年金です。

障害年金はきちんと保険料を納めている方の権利ですので、

障害年金を受け取っていないということは、65歳になっても年金を受け取っていないようなものです。

障害年金を受け取れる方は必ず申請することをお勧めいたします。

障害年金の基礎知識についてはこちら

障害年金でもらえる金額についてはこちら

障害年金を申請するための3つの条件

初診日要件・・・初診日(初めて現在の病気で受診した日)を書類で証明できること

保険料納付要件・・・一定額の保険料を納めていること

※20歳前に初診日がある場合は、保険料納付要件は不要です(20歳前障害年金)

障害認定日要件・・・初診日から1年6か月経過していること

※20歳前に初診日がある場合は、原則として20歳到達時に障害認定日になります。

初診日から1年半後が20歳を過ぎている場合は、本来の障害認定日となります。

ダンピング症候群で障害年金はもらえる?

障害年金は、病気やけがにより日常生活に制限がある場合に支給される制度です。

ダンピング症候群そのものに対する認定基準はありませんが、以下のようなケースでは受給の可能性があります。

・極端な低血糖発作を繰り返し、日常生活に支障がある

・就労が困難な状態にある

・定期的な通院や補助がなければ生活が成り立たない

・併存疾患(糖尿病や自律神経障害など)がある

このように、ダンピング症候群単体ではなく、日常生活への影響や他の症状との関係性が評価のポイントになります。

初診日の証明がカギ

障害年金を申請するには、初診日の証明が必要です。ダンピング症候群の場合、

多くが胃がんやバイパス手術などの基礎疾患に起因しているため、「基礎疾患の診断を受けた日」が初診日となります。

初診日証明のポイント

・初診の病院名・診療科の確認

・診療録(カルテ)の取り寄せ

・紹介状・健康診断記録の活用

よくある質問(Q&A)

Q1. ダンピング症候群だけで申請できますか?
A1. ダンピング症候群単体での申請は難しいケースが多いですが、日常生活への影響が大きく、

併存疾患がある場合は可能性があります。

Q2. 就労していても受給できますか?
A2. はい。就労していても制限がある場合(例:時短勤務、頻繁な欠勤)は、3級の認定を受けることがあります。

まとめ

ダンピング症候群は、単なる胃腸の不調と誤解されがちですが、重度になると日常生活を

著しく制限する深刻な障害です。症状の強さや頻度、併存疾患の有無などにより、

障害年金の対象となる可能性があります。

申請には「初診日の証明」や「診断書の内容」が非常に重要になりますので、

一人で悩まず、障害年金に詳しい専門家への相談をおすすめします。

専門家への相談のメリット

社労士に依頼するメリット

①労力

体調が悪い方、働いている方にとっては障害年金の申請はなかなか大変な作業です。

社労士に依頼することで治療に専念できます。

②スピード

自分で申請すると半年ほど申請にかかってしまう場合もあります。

プロなら約3カ月で申請が可能です。

受給できるタイミングがその分早くなります。

➂受給可能性

障害年金の申請にはいくつかハードルがあり、本来受給できる方が不支給になってしまうことも…

プロならそのハードルを乗り越えることもできます。

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