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喉頭がんで障害年金はもらえる?受給の条件・等級・申請のポイントを解説

喉頭がんを患うと、声を失うリスクや呼吸・嚥下(えんげ)障害、生活上の不便が生じます。

手術や放射線治療の影響で発声困難や人工喉頭の使用が必要になるケースも少なくありません。

この記事では、「喉頭がん 障害年金」を検索された方向けに、受給条件や申請の注意点を解説します。

障害年金とは

「障害年金」とは、公的な年金の1つで、病気や事故が原因で障害を負った方へ、国から年金が給付される制度です。

障害者のための特別な手当と勘違いされている人もいますが、実は老齢年金と同じ公的年金です。

障害年金はきちんと保険料を納めている方の権利ですので、

障害年金を受け取っていないということは、65歳になっても年金を受け取っていないようなものです。

障害年金を受け取れる方は必ず申請することをお勧めいたします。

障害年金の基礎知識についてはこちら

障害年金でもらえる金額についてはこちら

障害年金を申請するための3つの条件

初診日要件・・・初診日(初めて現在の病気で受診した日)を書類で証明できること

保険料納付要件・・・一定額の保険料を納めていること

※20歳前に初診日がある場合は、保険料納付要件は不要です(20歳前障害年金)

障害認定日要件・・・初診日から1年6か月経過していること

※20歳前に初診日がある場合は、原則として20歳到達時に障害認定日になります。

初診日から1年半後が20歳を過ぎている場合は、本来の障害認定日となります。

※喉頭全摘出した場合は、喉頭全摘出日になる場合があります。

喉頭がんとは?障害年金の対象になるの?

喉頭がんは、のど(声帯や声門)に発生するがんで、発声機能や呼吸機能に影響を与えることがあります。

進行具合や治療法によっては、音声喪失(失声)や喉頭摘出など、日常生活に大きな支障が出るため、

障害年金の対象となることがあります。

喉頭がんによる障害等級の目安

障害年金は、喉頭がんによる障害の状態に応じて、主に「音声機能」「呼吸機能」などの障害として判断されます。

等級の目安は以下です。

等級認定基準の例
1級発声がまったくできず、意思疎通も困難。呼吸器管理が必要な状態。
2級音声を失っており、会話に著しい支障がある。筆談等での補助が必要。
3級(初診日が厚生年金の方のみ)声のかすれ・失声などで、通常の会話が困難。

障害年金申請時の診断書の記載ポイント

障害年金の審査では、医師が作成する診断書の内容が非常に重要です。

喉頭がんの場合、以下のような記載をしてもらうことが望まれます。

記載してもらいたいポイント

・発声機能の障害(声が出ない/発音が困難など)

・喉頭摘出や気管孔の有無

・人工喉頭や筆談によるコミュニケーション手段の有無

・呼吸や食事に支障があるか

・日常生活・就労の制限状況(職場での配慮・復職困難等)

よくある質問(Q&A)

Q1. 喉頭がんでも障害年金は本当にもらえますか?
A1. はい。声が出ない、呼吸が苦しい、食事に支障があるなどの障害があれば、等級認定の対象となります。

Q2. 声が出ない状態ですが、筆談で生活はできています。それでも認定されますか?
A2. はい。発声が不能な状態は2級に該当する可能性が高いです。意思疎通の手段が限定されることがポイントです。

まとめ

喉頭がんにより発声や呼吸に支障をきたしている方は、障害年金の対象となる可能性があります。

障害年金の受給は、治療や生活費の支援となり、生活の安定にもつながります。

しかし、申請には診断書・申立書・初診日の証明など多くの書類が必要で、

書き方や内容の不備が不支給の原因になることもあります。

専門家への相談のメリット

社労士に依頼するメリット

①労力

体調が悪い方、働いている方にとっては障害年金の申請はなかなか大変な作業です。

社労士に依頼することで治療に専念できます。

②スピード

自分で申請すると半年ほど申請にかかってしまう場合もあります。

プロなら約3カ月で申請が可能です。

受給できるタイミングがその分早くなります。

➂受給可能性

障害年金の申請にはいくつかハードルがあり、本来受給できる方が不支給になってしまうことも…

プロならそのハードルを乗り越えることもできます。

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