骨髄異形成症候群(MDS)で障害年金を申請したいと考えている方へ——このコラムでは、申請方法や受給要件、
申請の注意点を、実務経験豊富な社会保険労務士がわかりやすく解説します。
富山・石川・福井で障害年金申請を検討されている方も必見の内容です。
目次
障害年金とは
「障害年金」とは、公的な年金の1つで、病気や事故が原因で障害を負った方へ、国から年金が給付される制度です。
障害者のための特別な手当と勘違いされている人もいますが、実は老齢年金と同じ公的年金です。
障害年金はきちんと保険料を納めている方の権利ですので、
障害年金を受け取っていないということは、65歳になっても年金を受け取っていないようなものです。
障害年金を受け取れる方は必ず申請することをお勧めいたします。
障害年金の基礎知識についてはこちら
障害年金でもらえる金額についてはこちら
骨髄異形成症候群で障害年金をもらうには?3つの基本要件
初診日要件・・・初診日(初めて現在の病気で受診した日)を書類で証明できること
保険料納付要件・・・一定額の保険料を納めていること
障害認定日要件・・・初診日から1年6か月経過していること
- 認定基準

診断書が重要!適切な記載が受給可否を分ける
MDSで障害年金を申請する際は、「血液・造血器疾患用診断書」を使用します。
以下の情報が正確かつ詳しく記載されていることが重要です。
・血液検査結果(Hb・白血球・血小板)
・定期的な輸血の有無とその頻度
・通院頻度と治療内容(化学療法・造血幹細胞移植など)
・倦怠感・めまい・出血傾向などで日常生活が制限されていること
医師に生活実態をきちんと伝えることで、より実際の病状に即した診断書作成が可能になります。
病歴・就労状況等申立書で生活の困難を補足
診断書だけではカバーしきれない日常生活上の困難や仕事への影響については、
・「病歴・就労状況等申立書」で補足します。
・通勤中に倒れるほどの貧血で就労継続が難しい
・定期的な輸血治療で週1~2回の通院が必要
・外出や買い物、家事ができず家族の支援が不可欠
・治療の副作用で横になる時間が多く、活動が制限されている
といった内容を具体的に記載することで、実態が審査側にも伝わりやすくなります。
骨髄異形成症候群での申請時に注意すべきポイント
骨髄異形成症候群による障害年金申請で押さえるべき注意点を以下にまとめます。
・初診日の証明が困難なケースが多い MDSは慢性疾患であるため、初診が10年以上前になることもあります。
カルテの保存期限(原則5年)を過ぎていると、証明に苦労することがあります。
・診断書の内容が重要 輸血の頻度や症状の程度が正確に記載されていない場合、実際には対象であっても
不支給と判断されることがあります。
・実態をしっかり伝えることが重要 血液疾患は外見上の変化が少ないため、疲労や倦怠感などが
伝わりにくです。生活の困難を具体的に記載しましょう。
骨髄異形成症候群で申請をご検討中の方は、北陸障害年金相談センターへ
社労士に依頼するメリット
①労力
体調が悪い方、働いている方にとっては障害年金の申請はなかなか大変な作業です。
社労士に依頼することで治療に専念できます。
②スピード
自分で申請すると半年ほど申請にかかってしまう場合もあります。
プロなら約3カ月で申請が可能です。
受給できるタイミングがその分早くなります。
➂受給可能性
障害年金の申請にはいくつかハードルがあり、本来受給できる方が不支給になってしまうことも…
プロならそのハードルを乗り越えることもできます。

当事務所に相談するメリット
当事務所では、障害年金の初回面談を無料で実施しております。
お電話での相談や、実際にお会いしての面談までは完全無料でご対応いたします。
障害年金の申請について、不安な方はお気軽にお問い合わせください。
また、富山市、高岡市、射水市、砺波市、魚津市、黒部市など
富山県全域で有料での障害年金の申請代行も承っております。
(他県の方の申請実績もございます。)
ご自身での申請が難しい方は当事務所の申請代行サポートをご利用ください。
申請代行を依頼する際のサポート費用はこちら
- 初回相談無料
- 富山・石川・福井を中心に対応
- オンライン・電話相談も可能
さらに、石川県や福井県でも定期的に無料相談会を実施しております。
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