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ウェルニッケ脳症で障害年金を受給するためのポイントは?【専門家が解説】

ウェルニッケ脳症とは

ウェルニッケ脳症(Wernicke encephalopathy)は、ビタミンB1(チアミン)の欠乏によって

脳に障害が起こる疾患です。主に慢性的なアルコール依存症、重度の栄養不良、胃切除後などが原因で発症します。

典型的な症状は以下の「三徴候」が挙げられます。

・眼球運動失調(ふらつき、歩行困難)

・運動障害(眼振や複視)

・意識障害(もうろう状態、記憶障害)

早期にビタミンB1を補充すれば改善する場合もありますが、

適切な治療が行われないと「コルサコフ症候群(記憶障害・作話など)」へと移行し、

後遺症が残る可能性があります。

ウェルニッケ脳症での障害年金受給要件

初診日要件・・・初診日(初めて現在の病気で受診した日)を書類で証明できること

※アルコール依存や栄養不良が原因となっている場合、その根本原因の治療を開始した日が初診日とされることもあるため、注意が必要です。

保険料納付要件・・・一定額の保険料を納めていること

※20歳前に発症した場合は、保険料納付要件はありません。

障害認定日要件・・・初診日から1年6か月経過していること

ウェルニッケ脳症で障害年金の対象になるのは、治療後も症状が継続・固定し、

日常生活や就労に支障がある場合です。

次のような状態が該当の可能性があります。

・記憶障害が強く、日常生活に介助が必要

・歩行がふらつき、転倒リスクが高い

・言語の理解や表現に支障がある

・感情の起伏が激しく、対人関係が著しく困難

・判断力が著しく低下している

・日常の買い物、食事、服薬管理などが自分でできない

ウェルニッケ脳症での障害年金申請時の注意点

ウェルニッケ脳症は原因疾患(アルコール依存症や栄養不良)との関連が深く、

どの時点が「初診日」かあいまいになりやすいため、診療記録や紹介状などで慎重に整理する必要があります。

また診断書に精神的・身体的な後遺症が生活にどう影響しているかを、

具体的に記載してもらう必要があります。

たとえば一人で買い物や料理ができない、話した内容をすぐ忘れてしまう、

感情が不安定で対人トラブルが多いなどです。

障害年金とは

「障害年金」とは、公的な年金の1つで、病気や事故が原因で障害を負った方へ、国から年金が給付される制度です。障害者のための特別な手当と勘違いされている人もいますが、実は老齢年金と同じ公的年金です。

障害年金はきちんと保険料を納めている方の権利ですので、

障害年金を受け取っていないということは、65歳になっても年金を受け取っていないようなものです。

障害年金を受け取れる方は必ず申請することをお勧めいたします。

障害年金の基礎知識についてはこちら

障害年金でもらえる金額についてはこちら

対象となる傷病について

障害年金を受け取れるかどうか知りたい方は「かんたん!受給判定」をご利用ください。

いろいろな傷病を併発している場合など、実に様々な症状があります。
自分で判断できない場合は、専門家にご相談ください。

当事務所に相談するメリット

当事務所では、障害年金の初回面談を無料で実施しております。

お電話での相談や、実際にお会いしての面談までは完全無料でご対応いたします。

障害年金の申請について、不安な方はお気軽にお問い合わせください。

また、富山市、高岡市、射水市、砺波市、魚津市、黒部市など

富山県全域で有料での障害年金の申請代行も承っております。

(他県の方の申請実績もございます。)

ご自身での申請が難しい方は当事務所の申請代行サポートをご利用ください。

申請代行を依頼する際のサポート費用はこちら

社労士に依頼するメリット

①労力

体調が悪い方、働いている方にとっては障害年金の申請はなかなか大変な作業です。

社労士に依頼することで治療に専念できます。

②スピード

自分で申請すると半年ほど申請にかかってしまう場合もあります。

プロなら約3カ月で申請が可能です。

受給できるタイミングがその分早くなります。

➂受給可能性

障害年金の申請にはいくつかハードルがあり、本来受給できる方が不支給になってしまうことも…

プロならそのハードルを乗り越えることもできます。

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