こんにちは、北陸障害年金相談センターです。この記事では、筋萎縮性側索硬化症(ALS)で
障害年金を申請する際のポイントと注意点について詳しく解説します。
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筋萎縮性側索硬化症(ALS)とは
筋萎縮性側索硬化症(ALS)は、運動神経細胞が徐々に壊れ、全身の筋肉が衰えていく進行性の神経難病です。
発症すると、手足の筋力低下、言語障害、嚥下障害、呼吸機能の低下などが生じ、
最終的には自力での呼吸が困難になることもあります。
筋萎縮性側索硬化症(ALS)での障害年金受給要件
初診日要件・・・初診日(初めて現在の病気で受診した日)を書類で証明できること
保険料納付要件・・・一定額の保険料を納めていること
※20歳前に発症した場合は、保険料納付要件はありません。
障害認定日要件・・・初診日から1年6か月経過していること
ALSは進行性の重度な神経難病であり、発症後に労働能力を一定程度維持できる状態の方が少ないため、
通常は2級または1級に認定されることが多いとされています。
3級の基準は「労働が制限されるが、ある程度の就労が可能な状態」ですが、
ALSは病状の進行に伴い、筋力低下や構音障害、呼吸機能の低下が生じ、就労が極めて困難になるため、
3級に該当するケースが少ないです。(3級認定にならないということではありません)
筋萎縮性側索硬化症(ALS)での障害年金申請時の注意点
筋萎縮性側索硬化症(ALS)は、進行が早く、早期の障害年金申請が必要となる病気です。
特に、歩行困難・構音障害・呼吸障害が進行すると、日常生活や就労が著しく制限されます。
申請には四肢の筋力低下や意思疎通の困難さなど、実際の生活への影響を詳細に
申請書類(診断書、病歴就労状況等申立書)に記載することで、適正な等級認定を受けることができます。
障害年金とは

「障害年金」とは、公的な年金の1つで、病気や事故が原因で障害を負った方へ、国から年金が給付される制度です。障害者のための特別な手当と勘違いされている人もいますが、実は老齢年金と同じ公的年金です。
障害年金はきちんと保険料を納めている方の権利ですので、
障害年金を受け取っていないということは、65歳になっても年金を受け取っていないようなものです。
障害年金を受け取れる方は必ず申請することをお勧めいたします。
障害年金の基礎知識についてはこちら
障害年金でもらえる金額についてはこちら
対象となる傷病について
障害年金を受け取れるかどうか知りたい方は「かんたん!受給判定」をご利用ください。

いろいろな傷病を併発している場合など、実に様々な症状があります。
自分で判断できない場合は、専門家にご相談ください。
当事務所に相談するメリット
当事務所では、障害年金の無料相談を実施しております。
お電話での相談や、実際にお会いしての面談までは完全無料でご対応いたします。
障害年金の申請について、不安な方はお気軽にお問い合わせください。
また、有料での障害年金の申請代行も承っております。
ご自身での申請が難しい方は当事務所の申請代行サポートをご利用ください。
申請代行を依頼する際のサポート費用はこちら
社労士に依頼するメリット
①労力
体調が悪い方、働いている方にとっては障害年金の申請はなかなか大変な作業です。
社労士に依頼することで治療に専念できます。
②スピード
自分で申請すると半年ほど申請にかかってしまう場合もあります。
プロなら約3カ月で申請が可能です。
受給できるタイミングがその分早くなります。
➂受給可能性
障害年金の申請にはいくつかハードルがあり、本来受給できる方が不支給になってしまうことも…
プロならそのハードルを乗り越えることもできます。
