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【障害年金と生活保護】両方受け取れる?受給の条件と注意点を解説

障害年金を受給していても生活が苦しい…。
そんなとき「生活保護も併用できるのでは?」と考える方は少なくありません。

この記事では、障害年金と生活保護は併用できるのか? 受給における条件や注意点、申請のポイントなどを解説します。

障害年金とは?生活保護とは?

◆ 障害年金とは

障害年金は、病気やケガによって生活や就労が困難になった場合に支給される年金です。

国民年金・厚生年金の加入状況や障害の程度により、

1級~3級(または障害基礎年金1級・2級)に区分され、金額が決まります。

◆ 生活保護とは

生活保護は、生活に困窮し、すべての資産や収入をもっても最低限の生活ができない場合に

国から支援を受ける制度です。障害年金などの収入があっても、その額が生活保護基準を

下回っていれば受給できる可能性があります。

障害年金と生活保護は併用できる?

生活保護は「すべての収入を合算したうえで、最低生活費に届かない場合」のみに支給されるため、

障害年金を受け取っている場合は、その年金額が生活保護費から差し引かれます(収入認定)。

たとえば:

  • 最低生活費(厚生労働省の基準):月10万円で
  • 障害基礎年金2級の受給額:月6万9,300円
    → 差額の3万700円が生活保護費として支給

つまり、「障害年金+生活保護の合計で生活費を保障」する形です。

ただ、障害年金の額が生活保護の額を上回った場合は、生活保護は停止となります。

まとめ

障害年金と生活保護は、併用が可能な制度ですが、それぞれの制度には収入認定や申請義務、

調整の仕組みがあります。知らずに手続きを進めてしまうと、後で返還を求められるケースもあるため注意が必要です。

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