初診日の病院が廃業となり、申請を悩まれていた、化学物質過敏症の方が障害基礎年金2級で受給できたケース - 【公式】北陸障害年金相談センター | 富山県を中心に幅広く対応 | 無料相談 | 女性スタッフが対応

初診日の病院が廃業となり、申請を悩まれていた、化学物質過敏症の方が障害基礎年金2級で受給できたケース

【ご相談内容】

化学物質過敏症を長い期間患っており、つらい思いをしてこられたそうです。ご病気の影響で仕事も難しく、在宅で仕事をされているものも、ご自宅も空気清浄機を何台も動かしている状態ということでした。

そのため、知り合いの方に障害年金の対象になるのではないかと言われ、ご相談下さいました。

【当事務所の見解】

まず初診日の証明について問題がありました。ご本人が初診日と考えておられる病院がすでに廃業されており、別の病院となっていました。そのための初診日の証明をどのように明確にするかが、ポイントとなりました。また、化学物質過敏症は通常提出する書類とは別に、主治医に記載してもらう書類(障害年金の請求にかかる照会について)がありました。主治医には診断書のほかに、その書類も記載いただけるようサポートが必要でした。

【受任から申請までに行ったこと】

初診日の病院を証明できるように次医の先生にも協力いただき、まずは受診状況証明書を記載してもらいました。

そのうえで、HPに記載している初診日の病院情報を添付したり、申立書も作成しました。

また「障害年金の請求にかかる照会について」の書類は主治医に説明文を作成して、

さらに書類を書いていただきやすいように、日常生活の状況を伝える書類も作成して、

主治医に渡してもらえるようにしました。

結果

障害基礎年金2級で決定しました。また、2年間遡っての審査も認められました。

無事に2級で決定し、2年間の遡りも認められたので、非常に喜んでいただけました。

初診日の病院がわからない、廃業しているなど、

受診状況等証明書が書いてもらえない場合があります。

初診日に関して不安がある方は、まずは専門家にご相談下さい。

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